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1.製品紹介 |
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ベアリングの機械的なせん断により引起される
潤滑油の粘度損失を測定し、オイル性状を評価する試験機です。
供試体治具部を段取替えすることにより、ARKL試験や四球試験にも適合します。
試験要求頻度により、単体・2連・3連と各種取り揃えております。
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※その他特注仕様にも対応いたします。お気軽にお問合せください。 |
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2. 書籍紹介 |
『ミドリムシ博士の超・起業思考』
鈴木健吾著 日経BP 2021年4月発行 |
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脱炭素・脱化石燃料・グリーンエコノミーなど、地球温暖化対策のキーワードが、一般社会にも広く普及している時代。そんな時代を先駆けて様々な事業展開をしている、東大発ベンチャー企業「ユーグレナ」社の創設メンバーの一人、鈴木氏が今までの開発起業秘話を著した一冊。
21世紀初頭からか日本のマスコミでは若者の内向き志向・保守化を嘆く論評が特に増えているように感じますが、なかなかどうして、元気でアグレッシブな若者も多くいるようです。
むしろ、我々が起業した頃は、既定路線の延長産業に乗っかってビジネス展開しただけのこと。スパイバー社などにも言えることですが、最近のベンチャー企業の方がよりクレバーで、スマートで、かつ新規事業への熱量も高いように感じます。閉塞感が充満している日本にも、新しい灯を点そうとしている人が多くいることをあらためて実感させられます。
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3.ブレイクタイム
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【ナス】
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夏から秋にかけて、スーパーの野菜売り場でよく見かけるのがナスです。価格も安定しており、和・洋・中どんな味付けとも相性がいいナスは献立を考える時の救世主。今回はそんなナスのお話です。
ナスと言えば「秋ナス」と言う単語があるくらいですので旬は秋…と思いきや、5月から10月の長い期間が旬となるそうです。厳しい暑さに対抗するため、夏のナスは皮が厚く果肉も固めなのですが、秋のナスは穏やかな気候の中で育つため皮も果肉も柔らかく、夏のものより、より美味しくいただけます。
ナスは90%以上を水分が占めており、栄養素が少ないように思われています。実際には、むくみ解消に効果が期待できる「カリウム」や貧血予防に摂りたい「葉酸」お通じにいい「食物繊維」などが含まれています。また、美しい紫色の皮からはポリフェノールの一種である「ナスニン」と呼ばれる成分が摂取できます。身体を若々しく保つ抗酸化作用があるとされる栄養素ですので、食べる際には皮ごと調理したいですね。
「カリウム」の利尿作用には体を冷やす働きがあるため、食べ過ぎで女性の体が冷えないよう「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉が生まれた、そんな説もあるそうです。
これからの季節、冷え予防にショウガと合わせて料理しても美味しそうですね。麻婆茄子のようにピリ辛なメニューも体が温まっていいかもしれません。バランスのよい食事を心掛けて、健康的に秋を満喫しましょう。
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4. -コラム- |
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「常識的な感覚からの脱却(論理的思考による事象の深掘り)」
/青木邦章
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前々回の空、前回の海に続いて、陸上輸送機器の話題を提供。といっても、我々の本業(自動車)の話ではなく電車のお話です。1970年代だと思いますが、「地下鉄の電車はどこから入れたの?」といったネタで盛り上げた漫才があったように記憶しています。それに近い話題ですが「新幹線はどこから線路に載せるのか?」といった疑問です。
30年以上前、若かりし青ちゃんは仕事以外にもアクティブに活動しており、深夜0時過ぎに国道1号線を車で走っていた時の事。浜松から豊橋に向かう県境近くに潮見坂と言う曲がりくねった上り坂があります。その坂でカーブに差し掛かったところ、光る帯を付けた制服姿で誘導灯を持った作業員が、対向車線を走って車両を停止させていました。「何か深夜工事でもやっているのか?」と思ったその時、カーブの向こうから現れたのは、なんと新幹線の先頭車両です。
暗闇ということもあり、夢か幻影を見ているのか?と一瞬戸惑いましたが、トレーラに乗った車両が自転車くらいのスピードで、対向車線まで大きくはみ出しながらゆっくりと目の前のカーブを曲がり通り過ぎて行ったのです。
その後、深夜の国道を走りながら、事態を反芻した青ちゃんですが、よく考えれば当たり前のこと。豊橋の北隣・豊川市には日本車輛製造豊川製作所があり、新幹線をはじめとして各種鉄道車両を作っています。一方、浜松にはJR東海の浜松工場が存在し、新幹線の整備基地となっていることは良く知られた事実です。もちろん、日本車輛(豊川)にはJR飯田線に通じる引込線があり、JR東海(浜松)にもJR東海道線への引込線がありますが、そこには鉄道移送できない事情があるのです。
ご存知の方も多いかと思いますが、鉄道レールの幅には様々な規格が存在します。在来線など日本の多くは狭軌と呼ばれる1067㎜程度。それに対して、新幹線は標準軌の1435㎜。そして、線路幅だけではなく駅のプラットフォームやその他の関連施設のサイズもそれに合わせて建設されています。そのため新幹線を在来線で走らせるには台車の車輪間の幅を替えるだけでは様々な個所での干渉が発生してしまい、簡単には適合できないのです。
業界人にとっては当たり前のことでしょうが、日常的に乗用はしていている人でも、メンテナンスやその他のことになると直接その目に触れることはありません。そのため、関心の外に置かれてしまい、考えが及ばないのはよくあることです。
近年、土砂崩れや河川の氾濫など、異常気象に起因すると言われる自然災害が多発しています。もちろん、地球規模での温暖化が進み、従来を大幅に上回る降雨が長期間かつ多量に発生しているのが要因であることは確かです。しかし、必ずしもそれだけで災害に結び付くということではなく、不法な土砂投棄や、無理な建設工事など、その地域特有の事情があるものです。以前、このコラムでもリスクマネジメントの話として、ぺリルとハザードの違いなど、分析的にとらえることを解説したこともあります。
何事においても論理的に事象を深掘りして考えると、案外正しく事態を認識できるものです。不確実性の時代、常日頃からそういった習慣を身に着けておくことが必要なのではないでしょうか。深夜の国道での新幹線との遭遇はまさにそういったことを思い起させてくれる出来事でした。
※なお、新幹線の移送についての画像をご覧になりたい方は、「新幹線/陸送/浜松」のキーワードでHPを検索してみてください。また、新幹線移送を話題にした書籍「新幹線、国道1号を走る」(交通新聞社新書)もありますので、是非、ご一読ください。
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5.マーケティングコラム
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[KYコミュニケーション] |
先日、国民の半分がコロナワクチンを接種したとのニュースがありました。腕が上がらない、38度の発熱など、辛い思いをした皆さんも多いかと思います。容易ならざる状況が継続しますが、ウィズ・コロナに向けて社会全体で少しずつ前進しているような気がします。もちろん、経営学の世界でもウィズ・コロナ研究が進んでいます。
たとえば、セントルイス大学のルドルフ教授は、テレワークとオフィスワークの職務満足・生産性の違いを比較分析しました。ルドルフ教授によれば、事前予想に反して、職務満足・生産性のどちらもオン・オフで差異がなかったというのです。この理由は、オンラインが“KY(空気が読めない)”な仕事形態であり、そのメリット・デメリットが打ち消し合ったためだと考えられます。
皆さんもオンラインでは、”空気が読めない”と感じているのではないでしょうか。取引相手と契約内容をまとめているとき、部下に仕事のフィードバックをしているとき。様々な側面で、オンライン・コミュニケーションはデメリットを抱えています。実際、オンライン上では上司から部下への目標共有・フィードバック提供が難しくなり、部下のやる気が低下。最終的には離職率が高まることがパリ経営大学院のバンデンバーグ教授らの研究で示されています。
しかし、オンライン・コミュニケーションには利点もあるのです。コーネル大学のニッフィン教授らは、オンラインでは”空気が読めない”、逆に言えば気恥ずかしさがないため、助けを求めることや、質問をすることのハードルが大きく下がると指摘しています。これに加えて、“ぶっとんだ意見”や”ぶっちゃけた意見”が、”空気を読まず(読めず?)”に会議で提案されるため、ブレインストーミングの生産性が上がるというのです。
ウィズ・コロナの時代には、新しいコミュニケーション術が必要です。仕事の理念や想い、目標を上司が部下に伝える場合はオフライン。日々の業務はオンライン。業務に対するフィードバックはオフライン。といった具合に、使い分けが重要です。オンライン・コミュニケーションに際しても、“目をかける”ことが常に求められる上司からのコミュニケーションは顔出し。“空気を読まない”ことが求められる部下からのコミュニケーションは音声だけ。そんなウェブ会議アプリのルール設定も一法です。
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6.やまのひとりごと |
秋の気配がしてきましたね。
夏も嫌いではありませんが、年々体力が減りつつあるので、真夏日の気温はきついものがあります。
できれば秋の穏やかな気候を長く楽しみたいな、と思うやまなのでした。
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