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1.製品紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[ピストン摺動試験装置] |
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【装置外観】 |
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【適合試験】
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【構成】
*その他特注仕様、各種オプションにも対応いたします。お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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2.技術コラム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[アルゴリズム適合] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
EPSやブレーキの開発に関連する装置を納めていると、人間の感性をどのように客観的に評価出来るかが装置の大きな課題となってきているように感じます。 最近は安全運転開発志向ですので、HILS概念を持ち込んでの評価が中心となります。開発担当者と装置プログラムのアルゴリズムロジックを、如何に一致したものとしてシェアできるかが、HILS評価装置の出来を左右するポイントです。その場合、先回もお伝えしたようにMATLAB、Simulinkを使ってのアルゴリズム共有が一番の早道となります。 アルゴリズム作成から装置への組み込み、吸い上げたデータ処理まで全てを1つのツールで済ませられる点において、Simulinkは最強の手段です。様々なライブラリブロックが準備され、どのような考え方でモデルが組み立てられているかを解読することができます。大勢が関わっての開発ですので、コンセプトを共有化、加えて評価装置内でもそのアルゴリズムが動いていると開発の進度が促進されるように感じます。 ただ、人間の感性を評価するには便利なだけに弊害も感じます。シミュレーションなので限りなく理論に近づけたい担当者の考え方の実現が前提ですが、現実的には装置を実現するモータなど制御周辺機器がその理想には程遠い性能であることは避けられません。この差があり、感性の評価の到達点は常に一致することはないのです。この辺りを理解いただけるかどうかは、双方の経験度に負う所が大きいのです。いつも、まだまだ未熟なことを痛感せざるを得ません。 どうも自身の担当物件への言い訳に近づいてきていますが、このようなことを担当者と議論しつつ弊社のHILS装置は着手前の事前検討設計を行っています。 さらに組みあがり後もアルゴリズムを強化させ、アルゴリズム実現への最適化を行って、感性の評価をできるだけ現実に近づけるべく装置を適合させています。 |
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3. 書籍紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
『沈みゆく帝国』 2014年6月発行 ケイン岩谷ゆかり著 日経BP社 |
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スティーブ・ジョブズという偉大なイノベータが鬼籍に入り早3年が経とうとしています。カリスマに率いられた企業「アップル」の、カリスマ無きあとの悲哀がそこかしこに垣間見られる一冊。 また、株式評価に振り回されつづけるベンチャー企業、マネーゲームと不毛な政治的駆引き・法廷闘争・国際競争に明け暮れる巨大企業同士の確執、それらに巻き込まれるビジネスマン・一般ワーカたちの悲哀がリアルに詳細に語られています。 マイクロソフト、アップル、グーグルと目まぐるしく主役が変わっていくIT業界。「奢れる者久しからず」平家物語の一節がふと頭をよぎります。 |
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4. EV・HEV開発最前線 |
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「ディーゼル車の台頭」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
最近、日本国内でもディーゼル車の勢いを強く感じます。ヨーロッパでは主流のディーゼルエンジンも、日本では劣勢の感が否めなかったのは正直な感想です。 【エコカー+環境性能】=【EV・HEV・FCV】と相場は決まっていると思いきや、そこに割って入ってきたものがあります“クリーンディーゼル”とのキャッチコピーで数々のセンセーションを起こし、レースでもその強さを遺憾なく発揮しているヨーロッパディーゼル車、日本勢ではマツダのスカイアクティブでしょうか。 次世代自動車の主流は、次世代ディーゼルエンジンを搭載したモデルを次々に投入したベンツ・BMW・アウディ・日産・マツダ・三菱なのか?日本のお家芸であるHEV・FCVのトヨタ・ホンダなのか?はたまた本格的に日本参入を決めたEVのテスラなのか? ティアワン含めた企業戦略と世界の市場・需要家が求めるものは何か?市場占有動向に興味津々です。開発試験機の今後の方向性にも少なからず影響があることから、今後も注目していきたいと考えています。 |
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5. -コラム- | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ゆるキャラブームに考えさせられること」 /青木邦章 |
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今年も“ゆるキャラグランプリ”の季節到来です。9月初旬から約2か月の長丁場、ネットでの投票合戦真最中。 第1回優勝は「ひこにゃん;彦根」、第2回「くまモン;熊本」第3回、「バリィさん;今治」そして昨年、第4回は「さのまる;佐野」と続きます。ご当地浜松の「家康くん」は昨年惜しくも2位、今年の「家康くん」は、鳴くまで待とうの境地とかで不参戦。私の住まいのある隣町、磐田の「しっぺい」は、昨年の9位からさらに上位を目指すべく奮闘中です。 さて、この10年急激に増殖を続けている各地のご当地キャラ、町おこしといえども、大枚をはたいて行政が注力するべきことなのか?との批判もあります。また、ここまで増えてくると、いつもながらの行政の横並び意識「みんなで渡れば怖くない!?」的発想に嫌気がさしてしまいます。 船橋市非公認キャラの「ふなっしー」が人気を博しているのも、そういった流れとは一線を画す独自性。低予算ながらひたむきさを前面に押し出したキャラ設定が奏功した、まさにポジショニング戦略の勝利なのかもしれません。逆転の発想でかなりビジネスとしての収益性もよいのではないか?と勘ぐってしまいます。 ゆるキャラ、萌えキャラ、コスプレ、痛車など、いわゆる日本発の サブカルチャー全盛の時代、欧米でもアジアでもそれなりの地位を獲得しているようです。経済産業省も熱心に支援し始めており、もはやサブという冠詞は不要な状況、ネオと言うべきかとも思います。 これら一連の文化潮流は、昭和のマンガからアニメ、ゲームへと発展していったものではありますが、もしかすると枕草子や源氏物語を起源とする独自の女流文学を基とした自然観・人生観・恋愛観などが作り出した一大文化史なのかも…。 21世紀は女性(女性化)の時代。世界の中でモノづくり大国「日本」の評価が年々かすんでいく今日、これからのキーワードはサブカル・ネオカル。新しい文化と新しい人種が日本の未来を救うのかも知れません。 |
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6.技術コラム |
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[歩留り] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回業界用語の「ポカヨケ」についてお話ししましたが、「歩留り」というのも一般的にはあまり馴染みのない言葉だと思います。生産ラインなどで、投入された材料に対し製品として完成するものの割合、もしくは出来上がった全数から不良品を除いた完成品の割合を示す言葉で、「このロットは歩留りが低い(悪い)」「歩留り向上のための工程変更」といった具合に使われます。 製造業の中でも特に歩留りが低いと言われているのが半導体などの電子部品で、精密機器であるがゆえに、ちょっとしたコンタミ(contaminationからの言葉で小さなゴミやホコリなどの異物のこと)混入や静電気で不良品ができてしまうので、クリーンルームという空気清浄度が管理された部屋で、作業者は無塵服とマスク手袋着用、中ではカスのでる鉛筆の使用は厳禁、ノートなどの紙類も無塵紙という特殊なもの以外持ち込み禁止、という徹底した管理下で生産されています。ちなみにクリーンルーム内で使用する機械も特殊な設計が必要で、生産する部品やクリーンルームのクラスによっても異なりますが、金属は基本的にはステンレスかアルミ、グリースなども専用のものになります。 一般的に自動車部品は機械部品が多いので電子部品に比べると歩留りは高く、部品の精度も電子部品に比べると大雑把にいえば一桁違うので設備的にも制約は少ないですが、ハイブリット車や電気自動車の開発に伴いひとつひとつの部品の高精度化、高機能化が要求されてきています。 歩留りを低下させないために、開発や生産に使用される設備側でもそれに対応した製品を提供していく必要があると考えています。 |
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7.やまのひとりごと | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
9月に入って、急激に涼しくなりましたね。 スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋といろいろありますが、秋はお掃除にも向いているそうですよ。確かに、冬は寒くて辛いし、夏は少し動いただけで汗だくになりますから、気候も穏やかな今がチャンスかもしれません。 特に台所の油汚れは夏の暑さで緩み、落としやすい状態になっているそうです。 今のうちにコツコツ進めてしまえば年末の大掃除にあわてずに済みそうですね。 今年は『掃除の秋』と称してお掃除しようかな。そして頑張ったらご褒美に美味しいものでも食べようかな。と、結局食欲の秋になってしまうやまなのでした…。 |
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