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[トランスミッションモータリング検査装置]
[装置概要]
FF/FTトランスミッションの検査用として、回転・トルク特性・騒音等
の測定及び合否判定を行う装置。
[製品イメージ]
●装置構成
・装置架台
・入力側部
・出力側部
・FF出力ベルトユニット
・防音箱
・供試体部
・操作盤・制御盤
●設定項目
・入力軸回転数
・入力軸負荷トルク
・自動運転パターン
・機種情報(各機種の各ギヤ速比に対し、回転数/トルク上限値設定) |
*上記仕様以外にも各種オプション、特注仕様にも対応致します。まずはご相談下さい。
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2.技術コラム
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「情報戦でのデータ分析」
先月に続き、今夏のロンドンオリンピックの話題でもう一つ。
見事銅メダルに輝いた女子バレーボール、情報戦では野球と同様データ処理のプロが付いているようです。
そんな余談を入れるまでもなく、初戦でいつものようにiPadを使っていない監督に不自然さを感じた人は多いはず。これは計時への影響を考えて運営側がWi-fiを禁止していたとのうわさです。
iPadでの情報提供はアナリストから常時発信されているようで、監督はその分析データをもとに効果的なスパイクコース、ローテーションでのサーブやブロックの狙い目を客観的に選手に指示していた、とのことです。
分析はコートを45分割し、相手選手や日本選手のサーブがどの地点に落ちたかを分析、相手の攻撃パターンや守備の弱点、日本との相性などを細かく洗い出していく手法。一種のリスクマネジメントといえます。SportsCodeなどソフトも流通化されているので基本的なデータ処理はほぼ同じ、アナリストの情報発信が情報戦略を左右するのは言うまでも無いことです。
初戦後iPadが使われていたのかどうか、別の競技に夢中になっていたので定かではありません。でも、今回の女子バレーボールは「データ分析なくして銅メダルは取れなかった!」との見方が大半であり、このデータ分析力があるおかげで、背の低い日本でも「次のオリンピックで金メダルを狙うぞ!」にも繋がる訳です。
一歩先んじているであろう日本が今後どのように携帯端末を整えるのか。牽いては、独自の無線ハードを開発してスモールエリアでの通信を確保するのか。バレーボールもそんな見方で情報戦の進化からの観点で観戦するのもまた一興。
弊社も研究装置にデータ分析ソフトを提供していますが、そのデータが生きるかどうかは研究者のセンスに依存。その点でスポーツ情報戦と同じく、装置の効果を左右するのはお客様のアナリスト手腕による…と言うのは言い訳となりますか??
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3. 書籍紹介
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『「超」入門 失敗の本質』
鈴木博毅著 ダイヤモンド社 2012年4月発行
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戦後の日本復興を支えた弱電各社、松下・ソニー・シャープなどの業績悪化が危機的状況を迎えています。本書は大東亜戦争における日本軍の戦略上の失敗と対比させながら、その原因を探り、現代日本に警鐘を鳴らしています。
自虐論が好きな日本人向けの書といえるかもしれませんが、野中郁次郎氏らの名著『失敗の本質』の案内書でもあります。
“反省だけならサルでもできる”などと言われますが、やはり歴史を振り返って、その上で未来に向けて軌道修正していくことも必要ですね。 |
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4. EV・HEV開発最前線
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「世界の自動車市場におけるEV・HEVの動向」
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《モータとインバータの総合効率MAPの一例》
・駆動用モータの要求性能
1)高効率
2)小型軽量
3)高信頼性 |
・パワーエレクトロニクスが脚光を浴びて久しいですが、最近の自動車走行駆動用モータおよび補機類に関する力行/回生など双方向エネルギー変換技術として、電力変換器の性能がモータ効率の良し悪しを決定しかねない状況です。
現状一般的にエネルギロス(発熱)は約10%(効率90%以下)が見込まれていますが、その効率UPのための開発にはモータおよびドライバ(DC-AC)の効率測定が欠かすことができず、重要性は増してきています。 |
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