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チェーン向耐久試験機
★駆動/従動スプロケットに、供試チェーンを掛け、サーボモータのトルク制御により張力を与えて耐久試験を行います。
【ポイント】
● 常温~高温環境での試験が可能 (高温環境槽)
● 試験条件はタッチパネルにて設定
● 自動運転/パターン運転
● 駆動/従動軸間距離調節
● 計測データの外部アナログ出力を装備
● 非常停止、計測項目毎の上限検知機能
● 回転部安全カバー
【仕様】
● 最大張力負荷 : 300N (ご相談)
● 最高回転数 : 500rpm (ご相談)
● 試験温度 : 常温~高温 (ご相談)
● 電源 : 三相AC200V/30kVA
*上記以外にも各種オプション・ 特注仕様に対応いたします。
まずはご相談下さい。
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2.技術コラム
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「日の丸技術底力」
このところ、宇宙に関する話題が尽きません。秋の夜長に格好の読書題材が提供され、夜空を眺めながらのつまみとなり、ビールが進む方も多いことでしょう。
話題の第一は、「ニュートリノが光よりも速い」という衝撃の内容です。アインシュタインも真っ青の内容ですが、どうも信頼性に今一歩ということで反論も多く、今後の様子を見守ることになりそうです。
第二は、「宇宙膨張検証でノーベル物理学賞」の話題です。これもアインシュタインの物理項に関する内容で、宇宙はいずれ収縮するとの論文を覆すものです。計測装置に関っている者として、非常に興味をそそられたのはその証明測定過程です。
理論的裏づけのため多くのデータをとり、実証的に理論を導き出したところなど、我々の技術とそれほど違いがない証明の過程に共感を覚えました。因みに、ハッブル宇宙望遠鏡がこの証明に一番貢献したとのことです。
最後は、「アルマ望遠鏡、干渉計試験成功」の話題です。同電波望遠鏡が完成の域に達して、来年には実用的運用に持ち込めるとのことです。
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開発には、三菱電機通信機製作所が16台のパラボラ製作を受注し、神戸にて製造され、日本の中小企業の日の丸技術が大きく関与しているとのことです。
日本の製造業の空洞化を引き止めるための、大きなキーが見つかるとの思いが強く、その結果に大きな期待がふくらみます。
アルマ電波望遠鏡は、日米欧の協力プロジェクトであり、各国のパラボラを集合、最終的に18.5kmの望遠鏡として機能させ、宇宙創生の謎に強力に挑もうというものです。個別技術も、1台の設計図が8000枚、100トンのパラボラを1/6000度で角度コントロールし、12mパラボラの凹凸許容値が25μm、1枚のアルミミラーの平面度が5μmなど盛りだくさんです。
電波望遠鏡の画像は、まだら模様。理論空想世界で未だ見ぬ光を見つけます。発想の転換で未知の検証をする日本の底力に乾杯!
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3. 書籍紹介
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『マディソン郡の橋』
ロバート・ジェームズ・ウォラー著 村松潔訳
1997年7月 文春文庫
「晩秋は、フランチェスカが生れた季節だった」
~『マディソン郡の橋』、第2章「フランチェスカ」の冒頭より~
そうです、あのアイオワ州のフランチェスカさんです。物語の中では、1965年に45歳ですので、今年2011年には101歳ですから驚きです。(1989年に67歳で亡くなる設定ですが・・・・・・。)
新潮クレストブックスなどでもよく見かける村松潔さんの翻訳が情感をそそります。
原文ではDeep autumn was birthday time for Francesca.となっています。
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4. EV・HEV開発最前線
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「機能モジュール」
Love them or hate them, EVs and HEVs will play an ever-greater role in
our automotive future.
Adam GavineがAutomotive Testing Technology International 2010年9月号Bright Sparks の中で述べているように、好むと好まざるとに関わらずEV・HEVの役割が増大していく事は明らかであり、それに伴いモータ・ジェネレータ試験システムの需要は高いレベルで推移することが考えられます。
その中で、スペースクリエイションは、さまざまな機能モジュールの評価を目指しています。
先月の「モータ単体特性」に引き続き、今月は「モータ制御特性」をご紹介させていただきます。
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機能モジュールその2
~モータ制御特性~
・ 進角制御特性 :進角マップ
・ 弱め界磁測定 :進角特性
・ 制御性自動適合 :制御マップ
・ 効率特性測定 :鉄損・銅損・機械損
・ 力行/回生制御
・ トルク制御
・ トルク検出精度
・ 速度制御
・ 回転数検出精度
・ 高効率駆動
・ 広範囲駆動
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→→ Key Word ←←
* Lead Angle
* Weak Field
* Power Running
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5. -コラム-
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「“地産地消”という言葉」
青木邦章
最近よく報道されるこの言葉に違和感を覚えてなりません。(もっとも東日本大震災以来、だいぶトーンダウンして、東北物産品購入運動に変わりつつあるようにも見えますが、これはこれで別な意味で複雑な心境・・・。)
顔の見える生産者の商品・地方の特色ある物産品が好意的に受け入れられること、それ自体は非常に喜ばしいことだと思います。
ですが、行政や地域振興団体から声高に叫ばれると、へそ曲がりの青ちゃんとしては「どこの何を買おうと一人ひとりの消費者の勝手でしょ!」と思ってしまいます。
「バイアメリカ運動」、どこぞの国の「国産車保護政策」と同じく、自由貿易(売買)を阻害するナショナリズムの匂いを感じます。
個人レベルならばともかく集団で何か特定の地域(商品)を愛するキャンペーンを行うことは、それと敵対(競合)する何かを排除することにつながりかねません。
そして、その結果生ずるのは供給者側の驕りであり、商品開発・技術開発の停滞です。
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地元の嗜好をよく知り抜いている地元生産者が、その地域にジャストフィットする商品を開発提供する“地消地産運動?”ならば納得いくのですが、今の形はちょっと生産者側に過保護な感じがしてなりません。
こんな考え方ばかりするのは、ひねくれ者の性でしょうか?それともCS(カスタマーサティスファクション)を徹底的に強要されている中小企業経営者のひがみでしょうか・・・?
商品開発しかり、商品PRしかり、企業自らの責任と才覚でフェアに戦える、そういったボーダーレスの市場作りこそ、政治・行政の役割のように思います。
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6.技術コラム
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「仕事とエネルギー」
「仕事」も「エネルギー」も日常会話でよく使われる広い意味を持った言葉ですが、我々エンジニアが使う場合、職業や活力を表すのではなく、物理的な意味を持つ「量」として扱います。
例えば、試験対象であるトランスミッションをある時間である回転数まで加速するために必要なモータの大きさはいくつか、あるいはタンク内20Lの液体をある時間である温度まで温めるために必要なヒータの大きさはいくつか、といった計算は全て仕事とエネルギーに関するものです。
「エネルギー保存の法則」と言う言葉を聞いた事があると思いますが、上記の計算もまさにそれで、モータへ流した電気の力が磁力となりモータを回し、モータを回す力がトランスミッションの回転体の慣性負荷を静止状態から運動状態へ変換する、という現象がおきているわけです。
このような計算で間違えやすいのは、エネルギーの形態が変わった際に単位を取り違えたり(例えば力のNとトルクのNm)、時間の概念をきちんと捉えていなかったり(例えば電力のkWと電力量のkWh)する場合です。
特に時間の概念は重要で、計算が正しいとしても、大きな力で短時間に行うシステムと、小さな力で長時間かけて行うシステムとが考えられ、必要条件をきちんと押さえていないと、無駄に大きく、高コストなものになってしまいます。
当社の設備も電源を供給しなければ機能しませんが、その電源のもとになるのはほとんどが石油や原子力による発電で、太陽光や風力等の再生可能エネルギーによる発電は、日本ではたったの3%前後です。冒頭のエネルギーの「量」が、地球上から無くなる日が来る前に、再生可能エネルギーへの転換ができれば良いですが・・・・・・。
弊社の製品においても、少しでも無駄なエネルギーを消費しないよう、『省エネ&省スペース』を心がけた提案をしてまいります。
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7.鳩豆 のひとりごと
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おでんの季節になりました。
白はんぺん&黒はんぺんのダブルはんぺんに加え、骨付きチキンから出るお出汁がたまりません!
しみじみと、おいしいです。
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