|
|
|
2010年9月14日(火)~16日(木)中国・北京において開催されます『Automotive Testing Expo China 2010』に出展することになりました。期間中、中国・北京へ出張され、お時間の許される方は是非ご来場いただき、高覧賜りたく存じます。
|
Automotive Testing Expo China 2010
<会期>
2010年9月14日(火)~16日(木)
14日(火) 9:30~17:00
15日(水) 9:30~17:00
16日(木) 9:30~15:00
<会場>
National Agricultural Exhibition Center (CIAE)中国・北京
(16 Dongsanhuan Bei Road, Chaoyang District Beijing, P.R. China)
<弊社ブース>
#3100
<入場料>
無料
<出展製品>
MED-10 モータ・ジェネレータ用高速モータリング装置
MRP-20 動力循環型モータリング装置
CSD-10 レーザ式歯車形状測定機
|
|
案内状(英語・中国語)をお送りいたします。
下記アドレスまでご連絡下さいませ。
web-info@spacecreation.co.jp
|
|
|
|
2.技術コラム
|
「LabVIEWマジョリティ制覇への高速化」
新しく出ました「LabVIEW 2010」では、コンパイラ₁の改善が図られ、コンパイルした実行プログラムコードの実行速度が20%も向上された模様です。
LabVIEWの最大の特徴は、同一のソースでマルチプラットフォームに対応することにあります。つまり、クロスコンパイラが可能でWindowsOSからReal TimeOSまで、一部のハード依存テクニックを除けば、解析の核となるアルゴリズムの実装に関しては、ハードを意識することなく、コーディング₂ができるのです。
それだけに、LabVIEWのVI作成時にはブロックダイアグラムチェックが随時実行されており、VI実行時には常にコンパイルされ、テスト実行されています。LabVIEWにおけるコンパイルとは、プログラマがダイアグラム形式で作成するグラフィックコードを基にマシンコードを生成する処理のことを言います。
2008年版の「LabVIEW 8.6」では、ブロックダイアグラムからマシンコードを直接生成していたものが、前バージョンの「LabVIEW 2009」ではグラフィックコードを中間表現(DFIR)に変換するコンパイラが導入されています。
|
|
今回の「LabVIEW 2010」では、DFIRについて、最適化のアルゴリズムの種類を増やすといった改善が施されました。具体的には、共通式の削除、ループ展開、代数処理などが追加されています。
さらに、オープンソースのコンパイラ基盤であるLLVMを導入することで、コードが最適化されることになるとの説明です。
ご興味のある方はNIホームページから参考資料にて確認され、ご自身の作成するVIがどのように高速化されたかを実感されてみてはいかがでしょうか。
1:プログラミング言語で記述されたプログラムを、CPUが理解できる機械語に一括変換するソフトウエアのこと。
2:プログラミング言語の文法に従って処理方法を記述すること。
|
|
|
3. 書籍紹介
|
『元素がわかる』
小野昌弘著 2008年9月 技術評論社
水兵リーベ、僕のお船、七曲りships暗くか?スコッチ暴露マン、梃子にドアがゲアッセブルク?!
なんだか良くわからないままに頭に叩きこんだ周期表(それも上の方だけ)ですが、本書「元素がわかる」が高校時代に出版されていたら、化学で赤点をとらずにすんだのに(赤点なんて私だけ!?)と悔しくなるぐらい面白い本です。
原子番号1の水素から最後の118のウンウンオクチウムまで、全ての元素に見開きページで楽しい解説がされています。
モリブデンは人間にとっても必須元素の1つになっています。お酒が体内で分解されるとアセトアルデヒドになりますが、これは強い毒です。これがあるために頭痛、吐き気などを催すわけですが、下戸と呼ばれる人は、このアセトアルデヒドを分解するアルデヒドオキシダーゼというモリブデンを含む酵素がないか、弱いためにお酒が飲めないのです。~原子番号42モリブデンMoのページより~
スペースクリエイションにも、このモリブデンを含む酵素を持っていない人が何人かいます!!
|
|
|
|
|
|
4. ビジネスマナーの猫
|
|
「はる」
京都出身の友人に、主語がよくわからない話し方をする女性がいました。
例えば、①と②の違いがわかりますか?
①「今日、図書館で勉強してたやんか~」
「え!?私図書館なんか行ってないよ」
「違うって、私のこと・・・・・・」
②「今日図書館で勉強してはったやんか~」
「え!?あなたも図書館で勉強してたの?」
「違うって、私じゃなくてあなたのこと」
スペースクリエイションのある静岡県民からすると、①も②も同じように感じますが、京都出身の彼女にとっては、①は彼女自身が図書館で勉強していたという状況になり、②では会話の相手が図書館で勉強していたという状況になるそうです。
その違いは「はった」にあるそうで、語尾に「はる」をつけると、相手の事について述べる丁寧な表現になり、「はった」は「はる」の活用形の1つだと彼女は言うのです。
地域が違うと相手を敬うのも大変なんだなぁと思いました。
京都出身の方、いかがですか?
|
|
|
5. -コラム-
|
「CSなのか?ESなのか?」
青木邦章
四半世紀位前からでしょうか?顧客満足度向上(CS;Customer Satisfaction)ということがビジネスにおいて非常に大切な概念として提唱されています。
一方、それに関連して21世紀になった頃からか従業員満足度向上(ES;Employee Satisfaction)という概念も声高に叫ばれてきています。「自分自身が満足して働ける環境にならなければ、CSなんてできるわけがない」と言った主張です。
どちらももっともな話ではありますが、往々にして両者は相反するケースが多く、当社のスタッフはこのお盆休みもCS優先で、お客様の工場レイアウト変更のため、休みがあまり取れない状況でした。
リーマンショック以降、ちょっと風向きは変わりましたが、学生や若手職業人はまだまだ自分の生活優先の人が多いようです。
お手伝いしている地元大学の講義に際しても、内容がわかりやすいか?板書は見やすいか?声はきちんと通っているか?などなど、先生が学生に評価される場面もあり、昔人間の青ちゃんはちょっと戸惑いを覚え、憤ることしきりです。
|
|
そもそも人に教えを乞う立場の人間が何を言っているのか?サービスを提供してお客様に喜んでいただきその対価をいただくのに、「やる気が出るように環境を整えろ!」とは、本末転倒ではないのだろうか?
何事も需給バランスで決まるので、高飛車に出られるのならば、それはそれでよいのかも知れませんが、そんな気持ちでいると、商売に貪欲な対岸の十数億の人達に立ち位置を奪われることも時間の問題。
今のところ、彼らは彼らなりにさまざまな問題がありますが、これからのことを思うと、ちょっと不安に感じる今日この頃です。
|
|
6.技術コラム
|
「職人の技術と心意気」
最近、日本のものづくりを支えてきた現場の職人の後継者が不足し、技術伝承できない、という話をよく聞きますが、我々の業界でも職人的な技術に頼る部分は多いものです。
例えば部品加工において、NC(数値制御)による工作機械が進歩し、誰でも簡単に高精度な加工ができるようになったというのも事実ではありますが、同じ部品を何度か注文する中で、出来の良い悪いがあるのも事実です。
刃具の交換時期を的確に判断できるか、材料の違いや品質のばらつきにより微妙に加工速度を調整できるか、仕上げを丁寧にやるかどうかなど、加工者の技量がその後の組み立て工程での修正や調整時間に大きく影響を与えます。
組付調整においても、私が大学を出て間もない頃、電子部品の生産装置を設計、調整しておりましたが、大ベテランの先輩技術者から、0.01mm程度の調整は指先の感覚で正確にできる、という話を伺い驚いた記憶があります。
実際にその方の調整した装置はトラブルも少なく、一見同じ様に見える装置でも、関わる人によって品質に違いがでることを学びました。
その後、いろいろな機械に関わってきましたが、調整やトラブル対応(設計変更や改造作業)に苦労すればするほど、機械であっても自分の手足に近い感覚となり、何か不具合があると、どこが悪いのかがすぐわかるようになり、愛着も湧いてくるものでした。
機械(装置)に「魂を込めろ」と言った先輩技術者もいらっしゃいましたが、表現は大袈裟ではあるものの、丁寧に、良い機械にしてやる、という心意気を持って調整すればやはり良い機械となるものです。当社でも常にそのような製品を造っていきたいと思います。
|
|
|
|
7.鳩豆 のひとりごと
|
Automotive Testing Expo China 2010出展しちゃいます ヽ(^o^)丿
スペースクリエイション初となる海外展示会Automotive Testing Expo China 2010(今年は上海万博のため北京にて開催!)に出展します。
鳩豆は・・・・・・お留守番。
期間中(9/14~9/16)北京にご出張・ご旅行予定のある方は、ぜひお立寄り下さい!!
|
|
|
|