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今月は、チェーン耐久試験機についてご紹介させていただきます。
<チェーン耐久試験機>
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■潤滑油量、試験油温、チェーン張力、軸間距離、運転時間を
設定した上で、耐久試験を行います。
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<装置イメージ> |
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<セールスポイント> |
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■各種条件を任意に設定できます
■データロガーによる記録、解析を行います
■電源回生機構による省エネ効果が期待できます
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<装置構成> |
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・駆動モータ
・負荷モータ
・潤滑油温調ユニット
・試験槽
・軸間調整ユニット
・トルクフランジ |
・スピンドルユニット
・ギアボックス
・消火装置
・操作盤
・制御盤 |
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2.技術コラム
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「計測の無線化」
最近は無線の技術が革命的に進んだことで機器が満載、各種通信プロトコルが決められて、家電、工業、医学用の機器に用いられて混乱しています。
Wi-FiやWiMAXなどと似たようなネーミングも多く、使う側も情報のアンテナを広げてデータ収集していないとどれを選んで良いのかわからなくなってきています。
Wi-FiはWireless Local Area Network、WiMAXはWireless Metropolitan Area Network
の略称とのこと。
WiMAXの方が通信上では上位に置かれ直接インターネットに繋げられるので、最近はWiMAX搭載の小型PCが多く出てきているようです。
一方、計測分野利用ではWi-Fi搭載の計測モジュールが普及してきています。
LANケーブルで繋ぐことができ、工場内工程監視に煩わしい配線も気にせずに計測装置が構成され、プログラム開発が出来るようになってきています。
その可搬性の良さも評価され多く採用されているようです。
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全体的に見れば無線化の恩恵はありがたい事なのですが、計測装置開発の立場からすると装置間の無線干渉が問題となってきているのも事実です。
たとえば、Bluetoothを搭載した家電機器や携帯用端末の台頭により、同一無線帯域内での相互乗り入れが起こり、特にWi-Fiとの干渉で計測データが定期的に確実性を持って収集できない、と言ったような問題も発生してきています。
各社無線機器メーカではこれらの干渉を解決すべく技術開発しているようですが、未だ実用的な機器が市場に登場するまでには至っていないのが現実で、これからは使用する帯域にある機器を調べ、無線環境整備をしながらの無線計測装置の提案が多くなってくるものと思われます。
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3. 書籍紹介
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『夜間飛行』
サン=テグジュペリ著 新潮文庫 1956年2月発行
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「人間の生命には価値がないかもしれない。僕らは常に、何か人間の生命以上に価値があるものが存在するかのように行為しているが、しからばそれはなんであろうか?」~本文より~
自身も飛行家であるサン=テグジュペリの『夜間飛行』は航空による輸送事業が始まって間もない、1930年代の初頭に書かれた、航空輸送会社が舞台の作品です。
主人公は航空輸送会社の支配人リヴェール。冷たくて、非情で、過酷。それでも、人間というものを極めている支配人リヴェール。
サン=テグジュペリのストイックな面のかたまりのようなリヴェールに何度もあこがれを抱きました。
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箱根にある、「星の王子さまミュージアム」は、サン=テグジュペリの物語の雰囲気を味わえる素敵なところです。
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おすすめのお土産はうわばみのぬいぐるみ。そう、星の王子さまに出てくるあのうわばみです。もちろんお腹の中には象のぬいぐるみがちゃーんと入っています。 |
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4. ビジネスマナーの猫
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「お辞儀」
挨拶、お辞儀は社会人として基本中の基本のマナーです。 |
挨拶、お辞儀といっても敬礼や会釈、握手等さまざまに分類されますが、どちらも言葉や身ぶり手振りによってお互いの気持ちを伝え合うことです。
どのような挨拶でも心がこもっていなければこちらの誠意は通じません。相手に丁寧に対応する場合、初対面の人や目上の人に対しては必ずお辞儀をします。
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<会釈>
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<普通の礼> |
・軽い敬礼で相手と視線があった瞬間に行われるもので、必ずしも言葉を添える必要はありません。 |
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・相手に対し敬意を現すものであるため誠意のこもった丁寧さで行います。
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<握手>
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<最敬礼> |
・外国人、特に欧米人との挨拶は、“握手” で始まります。お互いに歩み寄ってしっかりと相手の目をみつめたまま、親愛の情を込めて相手の手を握ります。 |
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・一層丁寧な敬意や感謝の気持ち、またはお詫びの気持ちを込めて深々と頭を下げます。やや時間をかけてゆっくりした動作で行うことがポイントです。 |
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5. -コラム-
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「よく飛ぶ飛行機は美しい!」
青木邦章
子供のつくる紙飛行機から、米空軍のステルス爆撃機までに共通する真理。
空気抵抗を極力低減しながら、最大限に揚力を発生させるという命題のある飛行機設計では、流体力学的に考えれば当たり前のこと。
でも、これはわれわれの装置設計においても同じことが言えます。
立場上、企画書や計画図面をチェックする機会が多い青ちゃんですが、スタッフが何日も掛けて設計した成果物も、この基準を用いるとほとんど瞬時にできの良し悪しを判断できます。
ごてごてしたカラクリ、どうもしっくり流れていない構造物、どれもよくよく検証してみると、どこかに無理や思慮不足があるもの。
それらを直観的に察知するには、美しいかどうかという判断基準は非常に価値あるものです。
もしかすると、これは設計業務のみに当てはまる道理ではなく、その他の創造的業務、場合によるとコミュニケーションなどの交渉ごとにも適合するかもしれません。
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議論をしていても、何を言いたいのかわからない支離滅裂な発言に対して、流れるように論理を組み立てていて、知らず知らずに納得させられてしまう話し振り。ここにも美しさの違いを強く感じます。
それでは、どうしたらこういった審美眼を身につけることができるのでしょうか?
美しいかどうか、この判断をつかさどっているのは、おそらく右脳。
普段から美しいものに囲まれて、また何事においても、美しいかどうかにこだわりながら暮らしていると、知らず知らずのうちに、美しいものと、そうでないものとを峻別する感性が研ぎ澄まされていくように思います。
また、一芸に秀でる者は多芸に通ず。ひとつの道を徹底的に究めていくと、他の分野に対する審美眼も身についていくのかもしれません。
一流のプロフェッショナルにお会いするとそう感じる時があります。
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6.技術コラム
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「設計者の個性と思い」
「設計」という言葉からは何か難しくて堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、実際にはクリエイティブでとても面白い仕事です。
「ものをつくる」という事に共通して言える事ですが、作り手の個性や思いが出来上がったものには必ず反映されてきます。
それは陶芸や絵画等の芸術分野のみならず、当社の商品である産業用の生産設備や開発試験機であっても同様であると思います。
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もちろん一般の人にとっては分かりにくいでしょうが、同じ仕様書からつくられた機械でも、設計者が違えば、頑丈で壊れにくい事を重視していたり、メンテナンスや修理の為に細かく気配りされていたり、カバーリングやデザインにこだわっていたりと、10人の設計者がいれば10通りに機械が出来上がります。
仕様を満たしていなかったり、壊れたりするものは別ですが、どれが正しい設計か、という答えも一つでは無いのです。
もちろん芸術と違って納期やコスト等、限られた条件の中ではありますが、ちょっとした遊び心や実際に使う人への気配り等、設計者の個性や思いも大切にしていく会社でありたいと思います。 |
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7.鳩豆 のひとりごと
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2月、バレンタインデーですね!
女性で甘い物が嫌い!という方はあまり見かけませんが、
男性ってどうなのかしら?
袋いっぱいのチョコレートよりもイカの塩辛の方がうれしいのになあ~
などと本当は思っているのかな・・・・・・
鳩豆には謎です。
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