目次
1.展示会出典案内
2.技術コラム
3.書籍紹介 
4.ビジネスマナーの猫
5.青ちゃんの言いたい放題
6.技術コラム
7.鳩豆のひとりごと




1.展示会出典案内


【 開催場所 】 
パシフィコ横浜・展示ホール

【 開催日時 】  
2011 年 5 月 18 日(水) ~ 20 日(金)
10:00~17:00

【 展示ブース 】 
№70ブース
(自動車技術会賞コーナー手前の2番目入口よりお入り下さい)



【MSH-10】
~EV・HEV用モータ・ジェネレータ開発システム~
・環境槽内温調、ATF温調、直流電源装置、防音室、試験ベンチ一式製作いたします。供試体の力行及び回生機能を有し、回生エネルギーを電源に返す省エネルギータイプです。

【MRP-30】
~動力循環型CVTベルト試験装置

・供試体の脱着・点検、軸間の変更・偏角の設定が容易な、CVTベルトなどパワートレイン系の単体開発試験用装置です。


案内状をお送りいたします。
下記アドレス(橋本友佳)までご連絡下さいませ。
web-info@spacecreation.co.jp
 



2.技術コラム 

「世界最古のアナログコンピュータ」


 弊社製作装置にはフィードバック制御、シーケンス制御、データ処理集録制御として何らかの頭脳を持たなければならず、必然的にコンピュータが必要です。

 装置組込頭脳デバイス形態は、PLC、マイコン、PCを代表に、最近はやりのFPGAや、PLC登場前までのリレータイマーによる電気制御回路も、計算処理回路の意味ではコンピュータの範疇に入れても良いものではないかと思います。

 コンピュータをさかのぼると、上述のようにディジタルコンピュータからアナログコンピュータと、たどるわけですが、アナコンを触ったことのある制御技術者といえば年が知れ、アナコンを見たこともない世代がほとんどのこの時代に、アナコンとシーケンス制御を一挙に説明できる装置があります。

 最古のアナコンと言われ、今から100年前に発見されたアンティキティラ島の歯車仕掛けの機械は、紀元前100年の製作と推定されています。『恒星と惑星の動きを計算する為の装置でアナログカレンダーコンピュータ』、と論文が発表されたのが発見から80年後のこと。

 
 こじつけの感が拭えない記述があるにしても、2000年も前にうるう年も考慮されたからくり機械が計算機として使われていた事実には平伏するばかりです。

 からくりは機械の原点であると同時にコンピュータの原点でもあったのです。現代では、からくりを一から創造するような時間も無く、技術者として寂しさや物足りなさを感じるところではありますが、アンティキティラ島の機械から比較できないほど超高機能なコンピュータを使い、各種装置提供をさせていただいている私たちが注意を払うべきことは一つ、せめてコンピュータに使われることなく使い倒すことだ、と先人の偉業を思い、再認識する今日このごろです。




3. 書籍紹介


『わたしを離さないで』 

カズオ・イシグロ著 土屋政雄訳 2008年8月 早川書房


 今月は、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイの好演が話題となった映画『わたしを離さないで』の原作を紹介させていただきます。

 本書『私を離さないで』は、「介護人」と呼ばれる仕事をやめることになった、キャリー・マリガン演じる主人公キャッシーが子供時代を回想することで物語が始まります。

 キャッシーによって、自らが生れ育った寄宿学校へールシャムの幼馴染、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)と過ごした子供時代が淡々と語られていきます。

 キャッシーの語る子供時代は、多少不自然なところはあるものの、誰もが持つ子供時代特有の美しい時の連なりですが、読み進めていくと不自然さにこめられていた残酷さに不意打ちをかけられます。

 内容を知らずに読む1度目と、内容を知ってから読む2度目では、読感が大きく異なる物語です。

 ぜひ、映画を観る前に原作を読んでみてください。

 

 



4. ビジネスマナーの猫

「3S」

5Sと言えば、

<整理>
要るモノと要らないモノをはっきり分けて、要らないモノを捨てる職場。

<整頓>

要るモノを使いやすいようにきちんと置き、誰にでも分かるように明示する職場。

<清掃> 
常に掃除をし、いつも汚れのないすがすがしい職場。

<清潔 
「整理・整頓・清掃」の3Sを維持し、身だしなみのさっぱりした社員。

<躾 
決められたとおり正しく実行できるように習慣づけられた社員。


ですが、これは身のまわりのこと。
自分自身の内面を整えるために「3S」を提案します。


<Self-Esteem>
自尊心は定義すること自体がとても難しい言葉ですが、うぬぼれになってしまわないように注意しつつ、自尊心を持つことに挑戦する価値はありそうです。

<Self-Confidence>
自信過剰なナルシスト君は苦手ですが、謙虚でありながら自信に満ちあふれた立ち振る舞いは素敵です。

<Self-Evaluation>
Self-EsteemやSelf-Confidenceの後は自己評価で最終チェック!!

以上、ちょっと無理やりな3Sでした。

 



5. -コラム-     



「広州タワーVS東京スカイツリー」
   
                    
青木邦章



 日本全体が重たく沈み、つい下を向きがちな日々が長く続いています。そこで今回は視点を変えて、上を眺められる明るい話題をご提供します。

 昨年暮れ、展示会出展のため、中国広東省広州市に数日滞在しました。その時、完成直後の広州タワー(600m)を間近に見る機会がありました。高さといい、多数のパイプをねじりながら編み上げていく構造といい、今話題の東京スカイツリー(634m)によく似たテレビ塔です。河畔に凛とそびえ立つ姿はなかなかのもの、個人的には洗練度で東京の一枚上を行くようにも感じます。

 設計担当はオランダの会社ではありますが、施工は上海建築工事集団。内装など細部の仕上がりに批判はあるようですが、他の高層ビル建築も含めて、近年の中国の経済力・技術力には敬服に値するものが数多くあります。

 西欧・日本のモノマネばかりと揶揄される向きもありますが、今回に関しては逆に中国が一歩リード。技術立国日本も、うかうかしてはいられません。

 GDP・自動車生産台数など、既に数値の上では日本を追い抜いた項目もあり、今後の発展性も含め、その潜在的可能性には高い期待値があります。

 







 かつて存在したかのように思えたJapan As No.1の時代も、四半世紀前の夢物語。従来型のものづくりに固執しているのでは、日本の将来は危ういものになってしまうかもしれません。  

 やはり高度に細密に構築された先端技術と、独自発展してきた文化Cool Japanの融合にしか、生きる道はないのかもしれません。

 それにしても、古今東西を問わず、人間は高いところが大好き。日中の両タワーとも、バベル(バブル?)の塔にならなければ良いのですが・・・。




6.技術コラム


技術指導とコミュニケーション
 
 当社では開発試験機や生産設備を設計・製造していますが、実際にそれらを使うのは納入先の担当の方々で、我々の手を離れてからが本当の活躍の場となる訳です。
 
 その際には使い方やメンテナンス等、技術指導が必要となります。どんなに良い機械であっても、使い方を誤ると能力を発揮できないため、この技術指導はとても重要なものです。その技術指導に関して、以前海外の生産ラインの仕事をしていた時の印象に残っている出来事をご紹介したいと思います。

 画像処理を用いた精密検査装置をフィリピンの生産工場へ納入、現地担当者が管理していたのですが、とにかくトラブルが多く、日本では考えられない問題がたびたび起こり、そのたびに出張修理していました。

 社内的に原因は、構造や原理を理解していない人が勝手にあちこち触るため、とされており、あからさまに現地担当者を悪者扱いする人までいたのです。その都度技術指導も行っていたのですが、会社からの指示は、触られては困るので技術的に難しい部分は説明しないこと、というものでした。

 しかし、なぜ解らない部分に触ってしまうかというと、彼らにも責任があり、なんとかしようという気持ちがあるからです。ただ、自分で調整できる部分とそうでない部分がわからないため、結果的に状況を悪化させてしまう、ということだと考えました。
 
 そこで現場で方針を変え、とにかく全ての要素について時間をかけて説明し、難しい部分も、理解できようとできまいと、とにかく一度教え込んでみました。

 すると、それまでとはまったく違う真剣さで聞いてくれ、(つたない英語力もあり)恐らく半分も理解できなかったと思いますが、少なくとも自分が触れない部分はきちんと判断できるようになり、的確な対処ができることによってトラブルも減り、お互いの信頼関係も強固になったと実感しました。

 このことで、単なる技術的な問題だけではなく、ものごとを表面上で判断せず真剣に向き合うこと、お互いを信頼しあうことの大切さを学んだと同時に、それまで挨拶程度しかしなかった担当者とも打ち解けて、一緒にあちこち遊びに行った事は今では良い思い出となっています。


   



7.鳩豆 のひとりごと


 最近、年齢の離れた新しい友人ができるという幸運にめぐまれました。
 
 働くようになると、学生時代とは人間関係が大きく変わり、なかなか友人をつくるのは難しいものだなあ、と思っていたので、とても幸せに感じました。

 みなさまは、どのように新しいご友人をつくっていますか?
 ぜひ、鳩豆に教えてください
        ⇒web-info@spacecreation.co.jp